CompTIA Network+とは、CompTIAが提供している認定資格の一つです。
ネットワーク技術に関連する、実務上共通して必要なネットワークの構成や運用、トラブルシューティング、セキュリティなど網羅的なスキルを証明する認定資格です。
CompTIAで提供している資格の中では、難易度は低めの資格です。
2022年7月に受験し、無事に合格したので合格までにやったこと、試験の所感などお伝えできればと思います。
受験までにやったこと
事前知識
会社での業務のメインが”ネットワーク”ということもあり、事前知識はそれなりにある状態での受験でした。また、ネットワークに関連する資格で(恐らく)一番有名であろう、以下の資格を取得済みでした。
・CCNA
勉強期間(時間)
勉強期間は1週間、その期間で8時間勉強しました。
使用した参考書など
・Udemy Network+(N10-007)模擬試験問題集
※2023/5月現在、新規申し込みが停止されているようです
勉強方法
Udemyの模擬試験問題集では、試験6回分の問題が収録されていました。
その6回分の問題集を時間の許す限り、繰り返し実践しました。
Udemyの模擬試験は1回分の試験が完了すると、正答率が何%だったのか、合格ラインに達していたかどうか、が一目でわかるようになっています。(途中完了も可能)
また、不正解だった問題のみ抽出して見直すこともできるので、勉強はかなり捗りました。
模擬試験はただひたすら繰り返したのではなく、以下の流れで”見直しをしっかり行いながら”勉強を進めました。
ポイントは”翌日の勉強始めは前日の範囲を解きなおす”ことです。
【1日目】
①模擬試験Ⅰを実践(細切れ)
20問くらいの単位で、問題実施⇒正答確認を繰り返しました。
慣れない問題は解くのにものすごく疲れるので、最初のうちからまとめてやろうとせず、
細かく正答確認のタイミングを作って、前に進んでいる感覚を実感しながら進めるのが
良いと思います。
②模擬試験Ⅰを実践(まとめて)
①が終わり模擬試験Ⅰを一通り解き終えたら、1回まとめて模擬試験にチャレンジします。
このときには答えもまだ記憶に新しいと思うので、それほど苦無く解き切ることが
できると思います。
【2日目】
①★模擬試験Ⅰを実践(まとめて振り返り)
翌日の最初は”前日にやった範囲の振り返り”から行います。
この段階で前日にやった範囲でしっかり覚えられたもの、覚えられなかったものの区別がつきます。
ここで間違えてしまった問題はピックアップしておき、あとで見返せるようにしておきます。
②模擬試験Ⅱを実践(細切れ)
実施方法は1日目の①と同様です。
【3日目以降】
※以降2日目と同様の流れを実施する
上記方法を実践したおかげで、”着実に勉強が進んでいる・知識が定着している”感覚を実感できるため、モチベーション高く勉強を続けることができました。
試験の所感
試験対策はもう少し幅を広げてやった方が良いと思いました。
そもそも試験の中でシミュレーション問題(ルータの設定を確認して、問題箇所を是正する)が出題されたのですが、上記模擬試験ではシミュレーション問題への対策はありませんでした。
しかも1問目からそんな問題が出てきてしまったがために、初見の問題を自力で解く羽目になり、初手からかなり苦労を強いられました。
ただし、上記以外の解答選択式の問題に関しては、およそ模擬試験と似通った問題が出題されたこともあり、特に問題なく対応できました。
CompTIAの試験については、他の方や受験経験者から聞く話だと「TACの模擬試験」が有名で、ほぼ本番と同じ問題が出ると評判のため、より確実に合格を目指すのであれば、そちらを活用するのも良いと思います。
まとめ
・事前知識があれば、8時間の勉強で合格可能
・Udmyの模擬試験だけでは試験対策として心もとないため、他の試験対策も行うとGood!
・他の試験対策に迷ったら「TACの模擬試験」が良いらしい!(費用かかるけど)
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