AWS SAA(Solutions Architect Associate)とはAWS認定資格の1つで、AWSクラウド上にシステムを設計・構築できる知識があることを証明する資格です。
AWS認定資格には3つのレベル(+専門分野)に分かれており、SAAは”中級”(1年以上の実務経験相当)に位置しています。
2021年8月に受験し、無事に合格したので合格までにやったこと、試験の所感などお伝えできればと思います。
※私が合格した試験Versionは”C02″のため、現在開催されている”C03″とは若干出題傾向など異なる場合があります。
受験までにやったこと
事前知識
事前知識は0の状態でスタートでした。
会社の業務でも触れたことがなく、業務で関わりそうだということで受験しました。
勉強期間(時間)
勉強期間はおよそ1カ月半、その期間で約43時間勉強しました。
使用した参考書など
・AWS認定 ソリューションアーキテクト[アソシエイト] 改訂第2版
勉強方法
試験勉強については、上記の参考書のみ利用しました。
※AWSの公式ドキュメントやホワイトペーパーは使用しませんでした。
【STEP1】:参考書を1周読む(6時間)
まずは参考書を1周読んで、なんとなく全体の概要を掴みました。
覚えようとするよりも、AWSのサービスがどのように分類されていて、分類ごとにどんなサービスがあるのか雰囲気を掴むくらいの軽い感覚で読み進めました。
単元ごとに練習問題がありますので、1周目は参考書を読む過程で練習問題もやる、くらいで良いかと思います。
【STEP2】:参考書の練習問題(25時間)
2週目以降は練習問題をメインに取り組みました。
“単元A~Cの練習問題をやる”⇒次の日は”前日やった単元A~Cの練習問題をやってから、単元D~Fの練習問題をやる”⇒さらに次の日は”前日やった単元E~Fの練習問題をやってから、単元G~Iの練習問題をやる”…といったことを繰り返し実施しました。
また、繰り返し(次の日にやっても)間違えてしまった問題に関してはピックアップしておきます。
練習問題メインの取り組みを2,3周行ったくらいで、練習問題の解答を覚えている状態になりました。
【STEP3】:練習問題以外の部分の読み込み(8時間)
練習問題の解答が暗記できている状態で、練習問題以外の部分について、再度参考書の読み込みを行いました。必要に応じてノートに書くなど、手を動かすことを意識しました。
【STEP4】:間違えやすい問題の見直し(4時間)
最後、試験日2日前くらいからは、よく間違えてしまう(ピックアップした)問題の見直しを入念に行って試験に臨みました。
試験の所感
試験当日はひとしきり解答を終えたあと、合格できてるか結構不安になりました。
これには大きく2つの原因がありました。
①初見の問題が多かった
②日本語が読みづらかった
①初見の問題が多かった
⇒参考書では触れることのなかったサービスなどが出題されました。
そのため、公式ドキュメントやホワイトペーパーを読んでいたら、もう少し自信を持てたかも、
など考えました。
※実際、試験後にホワイトペーパーを読み、参考になる(正解につながる)部分が多々ありました。
時間に余裕があれば、ホワイトペーパーなど参考書以外の資料にも目を通した方がよさそうです。
②日本語が読みづらかった
⇒これはベンダ資格あるあるだと思いますが、ほぼほぼ直訳の日本語で若干意味を理解するのが難しい
問題がいくつかありました。
それほど総量は多くないので、問題文の理解が難しいようであれば、ひとまず飛ばすのも作戦だと
思います。
ただ、実践した勉強方法で合格できたため、それ自体は間違っていなかったのだと思います。
まとめ
・事前知識0でも約43時間の勉強でも合格可能
・参考書の練習問題は答えを覚えてしまうくらいまで繰り返し実施するべき
・余裕があれば、公式ドキュメントやホワイトペーパーを参照する
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