Security+とは、CompTIAが提供している認定資格の一つです。
ITセキュリティに関連する脅威や脆弱性、リスク管理、暗号化技術など幅広い知識を習得していることを証明する認定資格です。
CompTIAで提供している資格の中では、難易度は低めの資格です。
2023年2月に受験し、無事に合格したので合格までにやったこと、試験の所感などお伝えできればと思います。
受験までにやったこと
事前知識
会社での業務でもセキュリティは重要なキーワードなため、事前知識はそれなりにある状態での受験でした。また、セキュリティに関連する以下資格は取得済みでした。
・情報セキュリティマネジメント(IPA)
勉強期間(時間)
勉強期間は1週間、その期間で12時間勉強しました。
使用した参考書など
・Udemy Security+(SY0-601)模擬試験問題集
※2023/5月現在、新規申し込みが停止されているようです(講義名もうろ覚え、、、)
勉強方法
※以前、CompTIAのNetwork+に合格した際も、同様の勉強方法で試験に臨みました。
上記、模擬試験問題集では(確か)試験6回分の問題が収録されていました。
ので、その6回分の問題集を時間の許す限り繰り返し実践しました。
Udemyの模擬試験は1回分の試験が完了すると、正答率が何%だったのか、合格ラインに達していたかどうか、が一目でわかるようになっています。(途中完了も可能)
また、不正解だった問題のみ抽出して見直すこともできるので、勉強はかなり捗りました。
模擬試験はただひたすら繰り返したのではなく、以下の流れで”見直しをしっかり行いながら”勉強を進めました。
ポイントは”翌日の勉強始めは前日の範囲を解きなおす”ことです。
【1日目】
①模擬試験Ⅰを実践(細切れ)
20問くらいの単位で、問題実施⇒正答確認を繰り返しました。
慣れない問題は解くのにものすごく疲れるので、最初のうちからまとめてやろうとせず、
細かく正答確認のタイミングを作って、前に進んでいる感覚を実感しながら進めるのが
良いと思います。
②模擬試験Ⅰを実践(まとめて)
①が終わり模擬試験Ⅰを一通り解き終えたら、1回まとめて模擬試験にチャレンジします。
このときには答えもまだ記憶に新しいと思うので、それほど苦無く解き切ることが
できると思います。
【2日目】
①★模擬試験Ⅰを実践(まとめて振り返り)
翌日の最初は”前日にやった範囲の振り返り”から行います。
この段階で前日にやった範囲でしっかり覚えられたもの、覚えられなかったものの区別がつきます。
ここで間違えてしまった問題はピックアップしておき、あとで見返せるようにしておきます。
②模擬試験Ⅱを実践(細切れ)
実施方法は1日目の①と同様です。
【3日目以降】
※以降2日目と同様の流れを実施する
上記方法を実践したおかげで、”着実に勉強が進んでいる・知識が定着している”感覚を実感できるため、モチベーション高く勉強を続けることができました。
試験の所感
CompTIAのSecurity+を受験してみた所感を記載します。
Udemyの模擬試験問題集だけでは、試験対策としては少し心もとない印象でした。
そのため、別で問題集を購入するか、CompTIA試験対策では有名な「TACの模擬試験」を利用することをおすすめします。
ただ、Udemyの模擬試験では”全然範囲がカバーできていない”といったことではなく、”より多くの問題を解いておいたほうがより安心だ”と感じたからです。
(Udemyの模擬試験は、ベースとしてとても有意義なものだったと思っています)
ベンダ資格でよくある”怪しい日本語”で問題が出題されることもあり、内容よりもそういった部分で苦しむこともあると思っています。(私も実際数問ありました)
前評判では「TACの模擬試験」が合格への最短ルートだと感じますが、なるべく費用をかけずにということであればTACで出版している問題集を実施するだけでも、対策は十分だと思います。
(あとは費用と相談)
まとめ
・事前知識があれば、12時間の勉強で合格可能
・Udemyだけでなく、他の参考書などを利用した試験対策ができればOK!
・怪しい日本語は練習して慣れよう!(試験本番で面くらわないように、、、)
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